安定ヨウ素剤事前配布の講演会を開催

永井副会長の話を熱心に聞くたくさんの来場者
永井副会長の講演を熱心に聞く大勢の来場者

万が一の原子力災害に備えて、ひたちなか市が全市民対象に安定ヨウ素剤の事前配布を8月中旬から全国初の「薬局配布方式」で行うことに向け、「安定ヨウ素剤事前配布に向けた講演会」が、平成28年7月23日、ワークプラザ勝田で開催されました。

同講演会では、まず、本間源基ひたちなか市長が「今回の事前配布は東海第二原発原発の再稼動を前提としたものではありません。しかし、万が一事故が起こった場合、混乱の中、安定ヨウ素剤を配布するのは不可能だと判断し、時間があるときに近くの薬局で受け取れる薬局配布方式としました」と事前配布の主旨を説明しました。

続いて、ひたちなか市健康推進課より安定ヨウ素剤の受け取り方法についての説明の後、永井庸次ひたちなか市医師会副会長((株)日立製作所ひたちなか総合病院院長)による安定ヨウ素剤の効用や服用上の注意点について講演が行われました。

永井副会長は「あらかじめ安定ヨウ素剤を服用すると、甲状腺を安定ヨウ素で満たし、甲状腺がん発症リスクのある放射性ヨウ素の蓄積を予防できます。被爆前24時間以内または直後の服用が最も効果的で、被爆後16時間以上経過してからだと効果はほとんどありません。薬剤師や医師の説明を聞きながら、事前に受け取ってほしいです」と医学的見地から講演しました。

講演を聞いた来場者は「説明が分かりやすく、聞いてよかった」「万が一事故が起こってから配るのは不可能なので、事前に受け取ろうと思った」と話していました。

※安定ヨウ素剤事前配布の詳細は、市報6月25日号および7月25日号、8月中旬から世帯ごとに郵送される案内をご覧ください。

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