雨降り塚(勝田の民話から)13/23

(市報かつた昭和61年10月10日号より。文・平野伸生 絵・穂垣智子)

雨降り塚

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村びとが草刈りに来たついでにこの塚に立ち寄り、手を合わせていました

中丸川を臨む大成町の一角に、近年まで大きな土饅頭塚がありました。この塚には、世にも不思議な話が伝えられています。

むかし、このあたり一帯は、昼なお暗い林や原野でさびしい所でした。ある日、六部笠をかぶり、白装束姿の六部夫婦がやってきました。その時、一天にわかにかきくもったかと思うと、稲妻が走り、大地も震えるばかりの雷が鳴り響き、雨が激しく降り出しました。

六部夫婦は近くの大木の陰へかけこんで、身を寄せ合い、雨をしのいでいました。ところが、運悪くこの大木に雷が落ちて、六部夫婦はあえなく死んでしまいました。 雨降り塚(勝田の民話から)13/23 の続きを読む

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