昭和の公会堂

現在の駐車場にあった那珂湊市公会堂の画像を公開しました。

(那珂湊市政だより昭和35年12月1日号)

文化の殿堂 市公会堂建設に着手 本格的設備の大ホール

望まれていた市公会堂建設がいよいよ着工のはこびとなり、去る8日建設敷地旧市役所跡において、宮原市長、市議会議員、工事請負者その他関係者か集まり起工式部行なわれました

■市公会堂の概要
総工費:2,090万円
完工:昭和36年3月予定
建坪:834平方メートル
様式:鉄筋コンクリート一部平屋建

■市公会堂の設備
○大ホール(定員700名)
オーデイートリウム方式(床がステージにむかって傾斜している)舞台照明装置、ワイドスクリーン、装備優秀音響装置換気機構など本格的な劇場の設備を備えています。
また、そのほか会議室、小ホール、和室、休憩室、事務室などがあり、大ホールの内装用材は、県下でも最も新しい不燃材を使用します。

(那珂湊市政だより昭和36年5月1日号)

待たれる完成 公会堂の骨組出来る

市民の皆さんが上下水道工事と共に注目している、公会堂建設工事は、着工以来着々と建設を進めていましたが、はや外かくの骨組を終り、いよいよ最後の仕上げ工事に取りかかりました。
完成は、6月上旬頃の予定です。オーデイトリウム方式の大ホールは、定員700名を包し、大小会議室は、市民の皆さんの良き集会場となることでしょう。

(那珂湊市政だより昭和36年12月1日号)

待望の公会堂開館さる
文化活動に福音 那珂湊市唯一のオーディートリウム方式大ホール

去る11月2日、市民の公会堂竣工の式典が、各地区から800余名のみなさんを迎えて盛大に行なわれました。
式の後、余興にうつり、お祝いの神楽を始め、市内の詩吟愛好者のみなさん、磯節保存会や磯節会のみなさんによる郷土芸能が披露され、満員のホールをわかせました。
この公会堂の完成は、低滞していると言われてきた那珂湊市の文化面の発展に、大きな光明をあたえています。
いままで、水産高等学校体育館や、湊一高講堂を借用して行なわれていた、成人式や敬老会、そのほかの行事もこの完成を迎えて、公会堂で行なうことになり、講演会、映画会、演劇、音楽会、発表会など市民の教養面の向上に大いに期待がかけられています。
また文化の孤島の汚名を返上すべく、公会堂は私たち市民の文化向上に大きな役わりをはたしてくれることでしょう。

▽オーデイートリウム方式とは
ステージに向つて床か傾斜している劇場建築様式

■公会堂概要
総建坪:875平方メートル
1階:578平方メートル
2階:284平方メートル
3階:13平方メートル
構造:鉄筋コンクリート及び鉄骨造り
ホール:362平方メートル
総収容人員:600名、固定客席:430
その他:会議室3

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