昭和の国道6号水戸バイパス

6号国道水戸バイパス全線開通
東京方面へぐんと交通事情らくに

4月28日、6号国道水戸バイパスが全線開通しました。この水戸バイパスは、市内市毛地内から茨城町長岡に至る12.5キロメートルで、建設省が昭和40年から工事をすすめていたものです。現在のところ開通したのは二車線(12メートル)ですが、将来は四車線(24メートル)を開通させる予定で、総工費は55億円に達します。

市毛地内の国道拡幅工事も本年度完成
国体めざし東海までの拡幅も計画

水戸バイパスの開通によって東京がぐんと近くなりました。混雑する水戸市内の道路を避けて直行できるため、交通事情も大いに楽になります。また、東京方面へ直行する車両が水戸市内に入らないですむことになり、水戸市内の交通事情も緩和されることが期待されます。
この画期的なバイパスの開通式とあって、当日は、岩上知事や山口県議会議長、川又市長、深谷市議会議長など関係者約100名が出席し、盛大に開通を祝いました。
午前11時30分、岩上知事がテープを切ると、鳩が舞うなかを文字どおり水戸バイパスが開通しました。
また、水戸バイパスの起点になる市毛地内では、このための道路拡張工事が行なわれているが、この舗装工事も今年度中には完成します。市毛以北についても、国民体育大会を目ざし、昭和48年度までには拡幅工事を東海村まで完成させる予定だと、建設省常陸工事事務所ではいっています。(市報かつた昭和45年5月10日号より)

国道6号線バイパス(市毛十文字〜水戸市長岡附近の予定)
用地買収すすむ 五力年計画で完成の予定

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浄水場付近の6号国道

国道6号線市毛十文字から水戸市長岡付近にいたるバイパス線の建設計圃が建設省によって進められていましたが、昭和39年度から五力年計圃で施行されることになりました。名づけて「水戸バイパス線」。
すでに第一年度施行分とされている用地買収は急ピッチで進められ、当市内の建設予定地の大部分が買収を終えています。
当市内を通るこの水戸バイパス線は市毛十文字から水戸市長岡を目ざす那珂川の中点までですが、現在このあたりは広漠とした田んぼであり、人家もほとんどないところ。バイパス線の出現によって勝田と東京がぐっと近くなるばかりか、国道6号線の交通事情も緩和されることが期待されます。また工都勝田の将来をになう道路網の一つとして重要な役割を果たすことが期待されています。完成見込みは一応五力年計画の終わる昭和43年度となっています。

水戸バイパス平面図
水戸バイパス平面図

(市報かつた昭和39年6月10日号)

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