勝田市民の歌、勝田音頭、勝田小唄(勝田市制施行10周年記念)


市制施行10周年記念
市民の歌、勝田音頭、小唄を募集します。

わたくしたちの勝田市も昭和29年に市制を施行していらい、驚異的な発展の歩みを進め、いよいよ明年は10周年を迎えることになりました。

輝かしい未来への希望に燃えてさらに一大躍進をとげようとする勝田市の10周年を記念し、広く市民のみなさんから勝田市民の歌、勝田音頭、勝田小唄を募集することになりました。ふるってご応募ください。

応募資格

勝田市民ならどなたでも結構です。ただし、住所、氏名、年齢を明記する。

市民の歌

新興勝田市にふさわしい明るくはつらつとした歌詞をのぞみます。

勝田音頭、勝田小唄

勝田市を愛し郷土としてはぐくみなつかしむ情緒豊かな歌詞をのぞみます。

賞金(各歌とも)
  • 特選 一編 50,000円
  • 入選 一編 30,000円
  • 佳作 三編 10,000円

審査方法

選者には著名な詩人、作詞家に依頼します。ただし、特選のない場合は入選作を添削する場合があります。

応募先

勝田市役所総務部市民課

締切

昭和38年10月10日

入選発表

市報かつた11月号紙上

作曲の予定

各歌とも特選一編を著名な作曲家に依頼します。

入選作の著作権

これは勝田市に帰属し、応募作品はお返ししません。一人で何編応募しても結構です。

参考資料

勝田市は昭和29年に勝田町、前渡村(前浜を除く)、佐野村と合併、市制を施行しました。市章は、輪郭は「カ」を円形としすべてを包容、中央のつ「ツ」は若芽を型どり図全体としては「田」をあらわすものです。

(市報かつた昭和38年8月7日号より)

市民の歌、勝田音頭、勝田小唄の入選作決まる
飯塚、酒井、滝川さんが特選

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左から長津義司、大村主計、サトウハチロー、西条八十、堀内敬三、藤田まさとの諸先生と市長、総務部長、市民課長

市制10周年を記念して市で募集していた勝田市民の歌、勝田音頭、勝田小唄はさる10月10日に締め切られましたが、29日にこの入選が決まりました。この募集に対する応募総編かずは228編という大変な盛況でした。

10月21日には、第一次選考会が市内居住の詩人諸氏によって開かれ、ここで87編の優秀作が選ばれました。10月29日、この予選通過作品に対する最終選考会が、西条八十、サトウハチロー氏ら6氏選考者全員出席のもとに、東京都赤坂溜池の著作権会館で開かれました。市長、総務部長ら関係者が高鳴る期待の中で見守ること3時間、目出たく次の方々の入選が決定したわけです。

選者のことば

藤田まさと

応募された作品をみると、歌自体はうまいものが多かったが、情緒に乏しいうらみがあった。市民歌なので健康で市民各層老若男女誰にも親しまれ歌いやすく踊れるようなものにしたいと考え、情緒を織り込んで補作した。

市長のことば

市民の方々多数の応募があり日本一流の諸先生方の審査と補作によって、当市にふさわしいよい歌ができたことを喜んでおります。作曲も著名な専門家にお願いし、早く市民のみなさんに歌っていただくようにしたいと考えています。

(市報かつた昭和38年11月7日より)

作詞の苦心などを語り合う 市民の歌等入選者表彰
市民文化の基礎できる

11月18日、勝田市民の歌等入選者の表彰式が市民会館で行われました。

これはさきごろ市制10周年記念にちなんで市が募集していた市民の歌等の入選者の表彰式です。市民の歌特選の飯塚義美さん、勝田小唄特選の酒井義正さんら入選者をはじめ、第一次審査選考員の田山孝雄さんらが出席しなごやかに行われました。
市からは、市長、総務部長が出席し、市長は「市民文化の基礎ができました」と挨拶しました。

表彰式が終わってから、茶話会にうつり歌詞作詞の苦心や入選の喜びなど語り合い、午前11時30分なごやかなうちに散会しました。

これら入選作詞の作曲については、ほぼ次のように作曲家が確定しました。

  • 勝田市民の歌 堀内敬三
  • 勝田音頭 長津義司
  • 勝田小唄 町田嘉章
(昭和38年12月7日号より)
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