市政懇談会は昭和42年から

市民の協働による住みよい豊かなまちづくりを進めていくため、地域に出向いて市政に関する予算や事業などについて説明する市政懇談会は、旧勝田市時代に昭和42年からスタートしました。

(市報かつた昭和42年7月15日号より)

成功だった市政懇談会 全体で1,300人が参加
要望などの解決が今後の課題

市では5月8日から6月16日にわたって、市内全域の30カ所で市政懇談会をひらいていましたが、日程どおり全部終了しました。この市政懇談会は、市としてはじめてのこころみであり、新市長就任以来のもっとも大きな仕事の一つとしていろいろな困難も予想されましたが、市民の皆さんの熱心な市づくりの意欲に支えられて大きな成果をのこして終わることができました。とくに1,300人をこえる市民のみなさんが参加したことは、5万人台の市では全国的にも画期的だといわれています。市では市政懇談会で出されたみなさんの要望や注文にこたえるためさっそく勝田市総合計画との関連でとりくみはじめました。

市政懇談会は、市民とともに歩む市政を築こうという新市長の抱負からはじめられたわけですが、全体を終ってみて改めて市民のみなさんのなかに市づくりへの切実な多くの要望があることが理解されました。それが市長はじめ懇談会に出席した市側のすべての人の卒直な感想です。また、これら市民のみなさんから出された多くの要望にこたえて行くにあたって、大きな責任を感じると異口同音に感想をのべています。

市政懇談会は、昭和42年度予算が成立した段階でその施政方針を説明し、市民のみなさんから率直な意見を聞くという内容で行なわれました。つまり、①市の意見②市民の意見という二つの立場の意見を互いにのべあい、一方交通になったりしないように行なわれました。とくに市民のみなさんから十分意見を出していただくため、地元の区長さんなどに司会をお願いするなど、ご協力をいただきました。
こうしたなかで、市民のみなさんも率直に意見、要望を出されたわけです。全体を通じてもっとも多く意見が出されたのは、道路問題(一〇七件)であり、ついで都市計画問題(86件)教育問題(85件)となっています。
参加人員は全体で1319人にのぼり、非常に積極的な市政参加の意欲が示されました。とくに津田などでは一会場で百人以上の参加者があり、活発な懇談会が行なわれました。
発言総数は759で、この内訳は質問380、要望191、意見74などとなっています。

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