勝田〜高萩間電車開通式(1962年9月30日)

1962年9月30日に開催された開通式

勝田~高萩間電車開通式の画像を14枚追加しました。(懐かしの画像はGoogle+で公開しています)

1万人の足 高萩までわずか40分

1万人の足、電車が高萩まで走るようになりました。昨年6月1日に、常磐線の電化が勝田駅まで延長されて、非常に便利になりましたが、それでも下り方面利用者約1万人の人々は、その恩恵に浴すことがなく、一日も早く電化をと、待たれていました。

その下り高萩までが、さる10月1日から電車も通るようになったのです。

開通式は、その前日9月30日午前10時から勝田駅で盛大に行われました。ブラス・バンドの吹奏、花束の贈呈、花火の打ち上げ、ついで10時20分市長がテープを切り、来賓および勝田第一中学校、大島中学校の二年生約400名を乗せた車両は、途中各駅停車をして高萩へ。

所要時間は、普通列車より20分スピードアップされ、40分で到着しました。

この試運転でもおわかりのように勝田~高萩間の所要時間は、

  • 普通列車(汽車)1時間3分~15分
  • 電車40分~50分

となり、およそ15分から20分短縮されています。そして新たに増設される電車が5本、普通列車から電車に変わるのが3本(このうち1本は日立行準急)の合計8往復が、下り方面で利用できる電車という訳です。

さらに来春(昭和38年)までには、平駅(現いわき駅)までの電化を予定して、計画を進めているとのことですから、近く、「みちのくへ」の快適な旅行ができることになるでしょう。

電車の豆知識

電車の方が、普通列車より早いわけをご存じですか。
スタートしたとき、電車は1分で時速70~80キロメートルの速度がつくのに反し、汽車は1分間では、30キロメートルの早さしか出ないのです。

【市報かつた昭和37年10月15日号より】

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